学会について

ダイバーシティ推進

日本認知・行動療法学会ダイバーシティ&インクルージョン推進千葉宣言

日本認知・行動療法学会は、保健医療、教育、福祉、司法、産業などの多様な分野において認知・行動理論に基づいた研究・臨床活動、教育・研修活動に取り組み、人々及び社会全体のウェルビーイング(幸福と福祉)の維持・向上に貢献してきました。また、若手会員の育成や子育て世代の会員の支援にも早くから取り組んできました。

これらの取り組みを発展・充実させるべく、本学会では、2019年にはダイバーシティ推進WGを立ち上げ、2020年からはダイバーシティ推進委員会を設置して、性別、世代、国籍、身体的・精神的個性(疾患・障害)、性的指向、職種やキャリアなどの多様性を尊重し、具体的には、多様な人材の役員・委員会委員等への登用、全ての会員の学会参加・交流の機会提供の促進など、全ての会員がそれぞれの個性と能力を発揮しながら学会活動に参加・活躍できる学会運営を目指します。

また、日本認知・行動療法学会の社会的責任を果たすために、心理的支援を必要とする方やその関係者等への心理的支援や情報の提供にあたっては、ダイバーシティの精神に則った共感的態度による分かりやすい説明と、エビデンスに基づいた最善の心理的支援の提供に努めるとともに、心理的支援に関する理解啓発活動を推進します。

その新たなスタートとして、日本認知・行動療法学会は、千葉県幕張で開催中の日本認知・行動療法学会第四七回大会において「日本認知・行動療法学会ダイバーシティ&インクルージョン推進千葉宣言」を宣言し、今後の具体的な行動計画の策定を進めることを誓います。

2021年10月10日

一般社団法人日本認知・行動療法学会

理  事  長  嶋田 洋徳
ダイバーシティ推進委員会委員長  清水 栄司
第47回大会会長  中川 彰子