学会賞/助成

内山記念賞(学会賞)

日本認知・行動療法学会では,学会誌行動療法研究に掲載された研究論文の中から,優れたものに対して,内山記念賞を授与しています。

Papers list

内山記念賞受賞論文一覧

1984年度 該当論文なし  
1985年度 生和秀敏
岩永 誠
時系列解析による回避条件下での心拍変化と情動成分との対応
(第10巻第2号掲載)
1986年度 疋田好太郎 慢性精神分裂病者の自立行動に対するトークン・エコノミーの効果
(第11巻第2号掲載)
1987年度 内田一成 自閉症児の全身性自己刺激行動と限局性自己刺激行動に及ぼすartificial DRAとnatural DRAの臨床効果
(第12巻第2号掲載)
1988年度 坂野雄二
前田基成
東城光彦
獲得された無力感の解消に及ぼすSelf- Efficacyの効果
(第13巻第2号掲載)
1989年度 足達淑子 肥満に対する行動療法の効果とその予測因子
(第15巻第1号掲載)
1990年度 該当論文なし  
1991年度 加藤哲文
小林重雄
自閉症児のクロスモダル転移事態における時間遅延条件の検討
(第16巻第2号掲載)
山本麻子・
上里一郎
痛みの制御に及ぼすディストラクション方略とセルフエフイカシーの効果
(第16巻2号掲載)
1992年度 神村栄一 情動焦点型の認知的対処の個人差が不安反応の表出に及ぼす影響:repressor,sensitizer 及びlow-anxiousの比較
(第18巻第1号掲載)
1993年度 佐藤正二
佐藤容子
高山巌
引っ込み思案幼児の社会的スキル訓練―社会的孤立行動の修正―
(第19巻第1号掲載)
1994年度 該当論文なし  
1995年度 免田 賢
伊藤啓介
大隈紘子
中野俊明
陣内咲子
温泉美雪
福田恭介
山上敏子
精神遅滞児の親訓練プログラムの開発とその効果に関する研究
(第21号第1号掲載)
1996年度 相川裕子
土屋利紀
原田一道
高山 巌
緑内障患者の心身医学的特徴と自律訓練法を中心とする心理的アプローチの効果
(第22巻第1号)
1997年度 該当論文なし  
1998年度 福井 至 Depression and Anxiety Mood Scale(DAMS)開発の試み
(第23巻第2号掲載)
1999年度 鈴木伸一
熊野宏昭
坂野雄二
嫌悪条況下の心理的,生理的反応に及ぼす対処行動の効果
(第24巻第2号掲載)
奥田健次
井上雅彦
山本淳一
発達障害児における文章理解の指導一情緒状態の『原因』を推論する行動の獲得
(第25巻第1号掲載)
2000年度 該当論文なし  
2001年度 後藤吉道
佐藤正二
佐藤容子
児童に対する集団社会的スキル訓練
(第26巻第1号掲載)
2002年度 陳 峻雯
貝谷久宣
坂野雄二
広場恐怖を伴うパニック障害患者を対象としたエクスポージャーに及ぼす患者教育の効果
(第26巻2号掲載)
金山元春
後藤吉道
佐藤正二
児童の孤独感低減に及ぼす学級単位の集団社会的スキル訓練の効果
(第26巻2号掲載)
2003年度 増田智美
長江信和
根建金男
怒りの表出傾向が認知行動療法の効果に及ぼす影響-行動に焦点をあてた参加者主体の社会的スキル訓練を適用して-
(第28巻第2号)
2004年度 大竹恵子
島井哲志
(Keiko Otake,
Satoshi Shimai)
Stage-Matched Intervention to Prevent Smoking Acquisition in Japanese Junior High School Students:A Six-Month Follow-Up Study
(第29巻第1号)
嶋田洋徳 中学生における社会的スキル訓練が心理的ストレス反応に及ぼす影響
(第29巻第1号)
2005年度 石川信一
坂野雄二
児童における自己陳述と不安症状の関連
(第31巻第1号)
2006年度 佐藤 寛
嶋田洋徳
児童のネガティブな自動思考とポジティブな自動思考が抑うつと不安症状に及ぼす影響
(第32巻第1号)
2007年度 岡島 義
金井嘉宏
陳 峻雯
坂野雄二
社会不安障害における恐怖場面内での回避行動の評価
-Avoidance Behavior In-Situation Scaleの開発-
(第33巻第1号)
大月 友
神村栄一
杉山雅彦
食行動異常度と食事や体型・体重に対する潜在的な態度との関連
-Implicit Association Test(IAT)を用いた実験心理学的アプローチ-
(第33巻第1号)
2008年度 藤原裕弥
岩永 誠
「不安における注意の処理段階に関する研究」
(第34巻第2号)
2009年度 勝倉りえこ
伊藤義徳
根建金男
金築 優
マインドフルネストレーニングが大学生の抑うつ傾向に及ぼす効果―メタ認知的気づきによる媒介効果の検討―
(第35巻第1号)
2010年度 大対香奈子
松見淳子
小学生に対する学級単位の社会的スキル訓練が社会的スキル、仲間からの受容、主観的学校適応感に及ぼす効果
(第36巻第1号)
2011年度 岡島純子
佐藤容子
鈴木伸一
幼児を持つ母親の育児自動思考尺度の開発とストレス反応の関連
(第37巻第1号)
本谷 亮
松岡紘史
小林理奈
森若文雄
坂野雄二
緊張型頭痛患者における生活支障度の各側面を予測する要因 ―頭痛症状と痛みに対する破局的思考、逃避・回避行動との比較検討―
(第37巻第1号)
2012年度 高橋 史
大塚明子
熊野宏昭
行動分析に基づく認知的反応への介入が奏功した窒息恐怖の症例
(第38巻第1号)
2013年度 伊藤大輔
兼子 唯
巣山晴菜
金谷順弘
田上明日香
小関俊祐
貝谷久宜
熊野宏明
鈴木伸一
心理士による集団認知行動療法がうつ病患者のうつ症状の改善に及ぼす効果 ―対照比較研究―
(第38巻第3号)
銅島裕子
田中輝美
気晴らしを中心とした認知行動療法の効果 
―うつ病を対象とした無作為化試験―
(第39巻1号)
2014年度 該当論文なし
2015年度 立元真
古川望子
鮫島浩
布井博幸
池ノ上克
周産母子センター・小児科より紹介された子どもへの個別ペアレント・トレーニング―予備的な無作為化比較試験―
(第41巻第2号)
2016年度 境泉洋
平川沙織
野中俊介
岡崎剛
妹尾香苗
横瀬洋輔
稲畑陽子
牛尾恵
溝口暁子
ひきこもり状態にある人の親に対するCRAFTプログラムの効果
(41巻3号)
田村典久
田中秀樹
笹井妙子
井上雄一
中学生に対する睡眠教育プログラムが睡眠習慣, 日中の眠気の改善に与える効果 - 睡眠教 育群と待機群の比較
(42巻1号)
2017年度 上村碧
大月友
嶋田洋徳
児童におけるセルフコントロールに対する関係フレーム理論からの理解
(行動療法研究 42巻3号)
2018年度 該当論文なし
2019年度 平生尚之
稲葉綾乃
井澤信三
自閉症スペクトラム障害特性を背景とするひきこもり状態にある人の家族支援—発達障害者支援センターにおけるCRAFT 適用の検討—
(認知行動療法研究,44巻3号)
松原耕平
佐藤 寛
新屋桃子
高橋高人
佐藤正二
幼児期の社会的スキルと問題行動が児童期の社会的スキルと抑うつに及ぼす影響
(認知行動療法研究 45巻1号)
2020年度 渡邊明寿香
仲座舞姫
石原綾子
山本和儀
伊藤大輔
うつ症状を主訴とした休職者に対する職場の問題に焦点化した集団認知行動療法の効果—職場復帰困難感に着目して—
(認知行動療法研究 45巻3号)
柳澤博紀
杉浦 琢
叫び声のチック様症状を示す40 代女性に対するハビット・リバーサルを含んだ行動療法の効果―単一症例研究―
(認知行動療法研究 46巻1号)
2021年度 井森萌子
常川祐史
片岡沙耶
伊藤雅隆
大屋藍子
大学生の先延ばしに対するアクセプタンス&コミットメント・セラピーの効果の検討
(認知行動療法研究 47巻1号)
2022年度 野田航
石塚祐香
石川菜津美
宮崎優
山本淳一
発達障害のある児童の漢字の読みに対する刺激ペアリング手続きを用いた遠隔地学習支援の効果
(認知行動療法研究第47巻2号)
2023年度 村山 桂太郎 Applied Tension法の施行時に生理的指標を測定し、患者と共有したことが治療の進展に寄与したと考えられた血液・注射・外傷型の限局性恐怖症の一症例
(認知行動療法研究第48巻3号)