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WCBCT2016 メルボルン大会 参加報告書

 このたび「日本認知・行動療法学会」より発表の助成をいただき、2016年6月22日から25日の4日間、オーストラリア・メルボルンにて開催された、第8回国際認知行動療法学会に参加させていただきました。羽田発の飛行機に乗り、シドニーにて乗り換えて、約12時間の航程を終えると、メルボルンは日本とは季節が真逆の冬の始まりを迎えており、風がキーンと冷たく感じました。空港では、大学院の同期や先輩方にお会いし、これから始まる大きなイベントに向けて、気持ちが高まっていきました。
 本大会開始前日には、Opening Ceremonyがあり、大きな会場では、著名な先生方のあいさつと、にぎやかなダンスで開会が祝われました。Welcome Receptionで会場前の広場は大変にぎやかで、コアラやカンガルーも見られたことには、驚きました。
 大会期間中は、大きな会場に多数のプログラムが同時に進行しており、私が拝聴したRapid Oral PresentationsやSymposiumも、どの会場も満員で立ち見が出る部屋もありました。比較的小さな部屋で行われたRapid Oral Presentationsでは、発表者との距離が近いこともあってか、Discussionでは、フランクな雰囲気で質問がなされ、発表者もリラックスした様子で回答されているのが印象的でした。もちろん大きな会場では、著名な先生方の貴重な講演を聞こうと、時間前になると扉の前に行列をなして入室する方々が押し寄せていました。
 私は「Cognitive Behavior Group Therapy for Social Anxiety Disorder: Short-term CBGT Program and Outcomes」という演題で、最終日にPoster発表をさせていただきました。最終日は社交不安障害(SAD)に関する演題が多く、朝から忙しくプログラムに参加しました。なかでも、Individual Oral PresentationでのLee Kannisらの発表は興味深く、国を超えて同じプログラムで効果検証をされている方のご発表を伺えたのは大変貴重な機会となりました。また、Poster発表中に、発表者であったLee先生が足を止めてくださり、一言コメントをくださったのもとても嬉しかったです。
 同期もたくさん発表しておられ、世界を舞台に口頭発表をされている様子を拝見するのは、とても刺激になり、私もこれからも臨床のみならず、機会があれば発表できるような研究を続けていきたいと思いました。
 このような大変貴重な機会をいただき、支援をいただきながら参加させていただいたことを心より感謝し、この経験を今後の研究・臨床に生かしてまいりたいと思います。この度は誠にありがとうございました。

医療法人和楽会 心療内科・神経科赤坂クリニック
野口恭子