内山記念賞選考に関する規程
日本認知・行動療法学会 内山記念賞内規
第 1 条
一般社団法人日本認知・行動療法学会(以下、本学会という。)は、この法人の会員で認知・行動療法の研究において卓越した業績を上げた者に対し、内山記念賞(賞状および記念品)を贈るために、本規程を定める。
第 2 条
本学会は内山記念賞の受賞者の選考のため、内山記念賞選考委員会を設ける。対象となる業績は以下の条件を満たすものとする。
- (1) 選考の対象は、当該年度に機関誌「認知行動療法研究」に発表された原著論文及び実践研究とする。
- (2) 受賞の制限:既に受賞した者が筆頭執筆者である論文は選考の対象としない。
第 3 条
選考委員会は次の者で組織する。ただし、選考対象の論文の著者となっている者を除外する。
- (1) 理事長
- (2) 理事
- (3) 「認知行動療法研究」編集委員
- (4) 理事会が指名する者
- 選考委員会の委員長は教育・研修委員会委員長をもってあてる。委員長は必要に応じて副委員長を指名することができる。
- 委員長は適正な選考作業を進める責任を負う。
- 委員会は委員の過半数の参加(委任状を含む)により成立する。
- 理事会が指名する選考委員の任期は1年間とする。
第 4 条
選考手続きは次のとおりとする。
- 第一次選考として、選考対象に該当する論文の中から、各委員が2編以内を推薦する。
- 第二次選考として、推薦の多い順より3位までの論文を残す。3位が複数の場合はすべてを残す。ただし、2名以上の委員による推薦がなければならない。該当論文が3編以下の場合、第一次選考を省略できる。
- 第二次選考は第一次選考によって推薦された論文について、評定を行った結果を参考に審議し、受賞論文を決定する。
- 受賞者は原則として同一年に1名とする。受賞に適した論文がない場合は、その年の授与は行わない。
第 5 条
選考委員は第一次選考により推薦された論文について、次の3つの観点につきそれぞれ100点満点で評定する。
- (1) 論文展開の論理性、研究の方法・技術
- (2) 成果の学会・学界への貢献
- (3) 成果の臨床・教育・福祉実践への寄与
第 6 条
選考委員会は受賞論文について機関誌および学会ホームページにおいて発表する。内山記念賞の授与式は年次大会において行う。
第 7 条
本規程の改正は、理事会の承認を得るものとする。
附 則
- 本規程は、平成26年4月1日より施行する。
- 本規程は、平成29年12月9日より施行する。
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