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2020年度内山記念賞受賞者について

2020年度内山記念賞受賞論文


渡邊明寿香・仲座舞姫・石原綾子・山本和儀・伊藤大輔 2019
うつ症状を主訴とした休職者に対する職場の問題に焦点化した集団認知行動療法の効果—職場復帰困難感に着目して—
認知行動療法研究, 45, 137-147.

渡邊明寿香先生

▶︎受賞コメント



柳澤博紀・杉浦琢 2020 叫び声のチック様症状を示す40代女性に対するハビット・リバーサルを含んだ行動療法の効果 : 単一症例研究
認知行動療法研究, 46, 15-23.

柳澤博紀先生(左)・杉浦琢先生(右)

▶︎受賞コメント



2020年度内山記念賞選考の経緯

2020年度の内山記念賞選考の経緯をご説明します。
一次選考では、48人の選考委員の投票によって、対象論文7編から3編に絞り込まれました。
二次選考では、上記の3編について、①論文展開の論理性・研究の方法・技術、②成果の学会・学界への貢献、③成果の臨床・教育・福祉実践への寄与、の3点から厳正に評価いたしました。
その結果、柳澤博紀、杉浦 琢著「叫び声のチック様症状を示す40 代女性に対するハビット・リバーサルを含んだ行動療法の効果-単一症例研究-」、 渡邊明寿香、仲座舞姫、石原綾子、山本和儀、伊藤大輔著「うつ症状を主訴とした休職者に対する職場の問題に焦点化した集団認知行動療法の効果-職場復帰困難感に着目して-」の2編が、 全項目において高い評価を得たことに加え、ほぼ同評価であったことより、この2編に2020年度の内山記念賞を授与することに決定いたしました。

2020年度内山記念賞選考委員長 熊野宏昭

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