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2020年度名誉会員お喜ひ゛の言葉（芝野先生）

喜びの言葉

　この度は思いがけず名誉会員の称号を賜りまして、たいへん光栄なことと喜んでおります。衷心より学会のみなさまに感謝申し上げます。思い起こしますと、恩師の名誉会員武田建先生に勧めていただき学会員となりましたが、あっという間に40年あまりの歳月が経ちました。当時、学会には社会福祉領域の会員がそれほど多くなく、比較的早くから理事、常任理事、編集委員などを努めさせていただきました。茗荷谷で会議が開催されることが多く、何度も通ったことを懐かしく思い出します。いただきました感謝状には、学会への寄与が顕著と記されていますが、顕著な貢献といえるほどのものはなく、忸怩たる思いです。最近は恩師Donald Baer先生の刺激統制法を子ども・子育て支援の領域で活用しておりますが、学会でもあまり注目されなくなったオペラント技法の面白さを再確認しております。学会のますますの発展を祈念いたしまして喜びの言葉とさせていただきます

芝野松次郎