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アジア認知行動療法会議南京大会参加報告書

 このたび,「第5回アジア認知行動療法会議」の若手枠での発表助成を頂き,2015年5月16日から17日までの2日間,中国の南京市において開催された,「第5回アジア認知行動療法会議」に参加してまいりましたので,ご報告させていただきます。 日本から南京市には直通便がなく,行きは上海からバス,帰りは上海まで新幹線でした。バスだと4時間,新幹線でも2時間はかかります。南京市は昔から都として栄えた市らしく,近代的な街並みもあれば昔ながらの店が並ぶ路地などもある,中国の大都市という印象でした。街中では通じないことも多いのですが,学会に参加している中国の学生たちは英語がすごく話せるようで,非常に羨ましく思いました。自分の語学力が拙いことに恥ずかしい気持ちもありましたが,同じアジアの地域に住む認知行動療法に携わる若手の方達とコミュニケーションを図る貴重な機会を得ることができました。
 私は「Effect of class-wide social skills training with peer monitoring for children」という題目で口頭発表を行いました。本発表は小学生を対象に仲間モニタリングの手続きを取り入れた集団SSTと,従来の集団SSTとの効果の比較を行うことで,集団SSTの効果向上の可能性を示したものです。これまで国際学会にてポスター発表の経験はあったものの,初めての口頭発表ということで,発表自体よりも質問に対する対応ができるかどうかという点が不安でした。不安は的中し,フロアからの質問された際に,質問の内容はなんとか理解できたのですが,自分の言いたいことがうまく英語で表現できず,自分の意見を伝えきることができずに終わるという非常に悔しい思いをしました。
 一方で,中国語の発表についてはわかりませんでしたが,英語で発表されているものについては,日頃日本の学会において目にするテーマと似たものも多くいように見受けられました。これらの体験を通して,今後はいかに研究内容や自分の意見を発信していくためのスキルを磨くかが自分の課題であると痛感いたしました。特に話すという面での勉強をしながら,継続して国際学会に参加したいと思いを新たにしました。
 このような経験は国際学会でしか得ることのできないものだと思います。短い期間ではありましたが,大会に参加させていただくことで,貴重な経験を得ることができました。
 最後に,学会参加のための補助をしていただいた日本行動療法学会および関係者の皆様に,深く御礼を申し上げます。

木村 泰博